職場の管理職者の方におかれましても、ナポレオンのリーダー論のように、
目標設定力、目標達成力は、学習することにより、無限に高めることは可能です。
目標設定力、目標達成力を高めるためには、
管理職者の主要な仕事である「部下の指導育成」と「担当部署の業務推進」において、
「管理職者としてのPDCAの正しいあり方を理解し、職場の中で実践」
することが必要です。
管理職者として行うべきPDCAを下記のようなことと、
誤解している管理職の方を多く見かけます。
「PLAN」 部下に仕事を与える。
「DO」 自分が部下に与えた仕事を部下が行うことが「DO」と思い、
管理職者として行うべき「DO」(進捗管理)を行っていない。
「CHECK」 部下の行った仕事をチェックして、不具合を指摘するだけ。
仕事を上司に提出するたびに注意をされるだけなので、
部下のモチベーションは上がらない。
「ACTION」 仕事の手直しを行うことだけに追われ、仕事の改善を行っていない。
管理職者として、本来行うべきPDCAは、下記のような内容となります。
「PLAN」 管理職者として獲得すべき成果を踏まえた、
本来、今、行うべき仕事を考えて、考えて、考え抜いて、目標を設定する。
「DO」 部下の仕事の進捗状況の把握、部下のモチベーションの維持・向上、
部下の職務能力向上のための指導、育成を、月、週、日、半日、1時間単位など、
頻度とコミュニケーションの内容を計画し、意識的、計画的に行う。
「CHECK」 当初設定した獲得すべき仕事の成果が獲得できているかのチェック。
「DO」の段階で部下の仕事の内容は把握できているため不具合は少ないため、
次の仕事に向けた改善の話を行う。
「ACTION」 仕事の改善の実施。
NPO法人マネジメントスクールが行っている管理職研修内では、
当法人が使用している専用のワークシートを用いて、
「部下の指導育成」と「担当部署の業務推進」において、
『管理職者として本来・今・行うべき仕事』
『管理職者として獲得すべき成果』
『管理職者として行うべき進捗管理』
の目標を、“必要な正しい手順” を踏んで設定し、
職場上で実際に実践して頂き、確実に成果を得て頂いております。
ナポレオンのリーダー論にあるように、管理職者の可能性は、無限大です。
“管理職者として本来知るべきこと”を学習し、
“管理職者として本来行うべきこと”を目標に設定し、
実践することにより大きな成果が得ることができます。
本メールを参考に、是非取組んで頂ければと思います。